楽しめはずだったProject1999 Green Sever
Project1999が始まったのは2009年みたいだ。この当時は存在すら知らなかった。そして10年間の長い(多分)テストを終えて、2019年10月25日(金)満を辞してGreenサーバーが立ち上がった。
8月か9月にGreenサーバーの存在を知り入念なシミュレーションと情報収集と稼働済みBlueサーバーでテストプレイをした。日本人コミュニティは存在しえないだろうと思い、Discordでギルドメンバーを募集していたアメリカギルドにサーバーリリース前から入隊した。リリースされるまでに100人以上集まっていた気がする。リリースされたらどう進めるか、各街でのスタートダッシュリーダーは誰にするか等プレイ前の興奮はかなり楽しめた。ギルドリーダーの人柄が良かったのだと思う。
※こんな感じで興奮していた。
コンセプトはRaidもするがファミリーだ・助け合いが大事だ、であったが入隊基準がゆるゆるであったため物欲全開なメンバーが多勢を占めギルドリーダーが追い出されてしまった。それと時を同じく、仲が良かった廃アメリカ人達とプレイ時間がずれ始め、私のProject1999ライフは失敗に終わった。
リリースされてから20年経ったEverQuest
EverQuestがリリースされたのは1999年だ。当時は大学生だ。たっぷり時間があったのでもれなく廃人化に成功した。
今でもEverQuestを楽しんでいるEQ Loversはたくさんいる。EverQuestを遊ぶには大まかに以下の二種類に分かれる。
- 開発元が継続的に運営しているサーバーで遊ぶ
- 有志がつくっているEmulateサーバーで遊ぶ
上は有料のものと無料のものとある。下は無料だ。下で有名なものにという1999年にリリースされた当時の仕様で当時と同じくタイミングで仕様や拡張版をUpdate, Releaseするというコンセプトの製品リリース時のプレイヤーにはたまらないものだ。
そのProject1999略してP99は2019年正式版をリリースした。EverQuestでやり残したことが多くある僕は当然前のめりに楽しもうとした・・・。
廃人製造機EverQuestとは?
この世代の自称ゲーマーで知らない人はいないと思うが、EverQuestはオンラインゲームの始祖の1つだと思う。
Diablo, Ultima Onlineに続く廃人製造ゲームだった。しかもかなりの中毒性がありアメリカで社会問題となったほどだ。
非常によくまとまった記事だが過酷さを自分なりに表現すると
- ログインする
- パーティメンバーを見つけるまで1時間ほどかかる
- 見つけてダンジョンに移動するまでに30分ほどかかる
- 移動中に大抵誰かが死ぬ
- 死体回収に30分ほどさらに時間がかかる
ゲームが始まるまで2時間だ。ダンジョンに行っても即席メンバーだとすぐに壊滅することもある。死ぬと経験値の大幅ロストだ。一時間分くらい稼いだぶんがロストする。まさにEverQuestの死はプレイヤーの恐怖でしかない。
2時間かけてせっかく組めたのだからすぐログオフするわけにはいかない。一般的な人だったら2時間もゲームすれば十分のはずだが、EQプレイヤーはここからがスタートだ。必然的に廃人になる。アメリカで発足された「EverQuest未亡人の会」も当然結果だ。
EverQuestの近況を話すところまでまだまだいきつきそうにない。